経歴

2005
早稲田大学高等学院 卒業
2009
早稲田大学 理工学部 電気情報生命工学科 卒業
学士(工学)
2011
早稲田大学大学院 先進理工学研究科 電気情報生命工学専攻 修士課程 修了
修士(理学)
指導教員:岩崎秀雄准教授
2011
東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 博士課程 入学
2012-2014
日本学術振興会特別研究員(DC2)
2014
東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 修了
博士(学術)
指導教員:金子邦彦教授
2014
理化学研究所 基礎科学特別研究員
2014-2023
東京大学 総合文化研究科 広域科学専攻 助教
2017-2019
東京大学 卓越研究員
2019-2020
Ludwig-Maximilians-Universität München, Munich, Germany
Visiting Professor
Host: Prof. Dr. Erwin Frey
2024-
東京工業大学 地球生命研究所 特任准教授

2016
日本生物物理学会
若手招待講演賞
2017
EMBO Conference Quantitative Principle in Biology, EMBL Heidelberg
Poster Prize
2020
日本物理学会
若手奨励賞


授業

  • 2014-2024 東京大学統合自然科学科 統計力学演習
    学部3、4年生向け
    熱力学と統計力学の演習問題を作成し、問題の解説を行った。 数理・物質コースの学生だけでなく、多くの生命科学コースの学生が受講したため、生命現象を対象とした問題も多く扱った(アクチンフィラメントの伸長現象、ミカエリス=メンテン式の理論的導出、タンパク質のアロステリック制御の解析など)。
  • 2014-2024 東京大学統合自然科学科 数理科学演習
    学部3年生向け
    理論生物学や物理学の研究をおこなう上で困らない最低限のシミュレーション能力を身につけさせることを目標として、計算機を用いた演習を行なった。扱った内容は、力学系と統計力学である。特に、力学系のシミュレーションは、力学系の研究が理論生物学とともに発展してきたこともあって、様々な階層の生命現象を扱った。例えば、神経科学においてニューロンの発火を扱うホジキン=ハクスレー方程式から、生態学において被食者-捕食者の増減を扱うロトカ=ヴォルテラ方程式、発生生物学において魚の体表パタンから四肢形成にまで関わると考えられているチューリングパタン、さらには近年のシステム生物学の研究で頻繁に用いられる遺伝子発現制御のモデリングまでを取り扱った。また、統計力学については、モンテカルロ法を用いて、ランダムウォーク、ランジュバン方程式、パーコレーション、イジングモデルなどを扱った。
  • 2018 大学準備講座「現代の生命科学
    早稲田大学高等学院において、高校生向けに力学系を用いて生命現象を記述・解析する方法について授業を行なった。

連絡先

hatakeyama (at) elsi.jp

〒152-8550
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東京工業大学 地球生命研究所
石川台7号館306室
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